エレカシの武道館ライブに行ってきました

1/6(金)に、エレカシの武道館ライブに行ってきました。
上弦の月が、とてもきれいな晩でした。
外は寒かったけど会場は暖かくて、半袖か長袖のTシャツでちょうどいい位だったかも。
実際、ステージ上の石君は、黒い半袖Tシャツを着ていました。
サポートのSUNNYさんも五分袖だったし(腕まくりしていたのかもしれませんが)。

なんか、今回、とってもバンドサウンドがカッコいいと感じました。
今まで足を運んだエレカシライブの中で、一番好みだったなぁ。
なんというか音が重厚で、キリッと引き締まっている感じがしました。
そうそう、あと、楽器の配置。
最前列、歌係の宮本さんの後ろに、ほぼ一直線に並ぶように置いてありました。

(ここから、なんとなく気分で文体を「だ・である調」に変えますw)
宮本さんの声、一曲目の「夢のちまた」から、すごくよく出ていた。まさに絶好調。ステージの上でピョンピョン跳ねたり、スクワットみたいなポーズをしたりもしていた。
元気な50代をみると、希望が持てていいわ〜。
お客さん達も一曲目からノリノリだった(途中、宮本さんが「みんな、いいノリしてるぜ!」と)。

今回のハイライトは、なんといっても「珍奇男」だろう。
もともと演劇的ーー(シアトリカルっていうんだよね、確か・・。前に、椎名林檎ちゃんのライブレポを読んで学んだ(笑))な曲だけれども、この時の宮本さんの歌いっぷりは、いつもに輪をかけた感じ。宮本さんの声の出し方や間の取り方といったら・・・。そのせいか、今回の珍奇男さんは、奇人度がいつもより高かった気がする。
あぁ、お正月早々、すごい歌というか、芸をみせてもらってしまった。
宮本さん、最後にリピートみたいな感じで、フレーズを繰り返して歌っていた。

残念だったのは、宮本さんが「晩秋の一夜」を歌いだしたものの、途中でやめて次の曲に行ってしまったこと。あぁ、最後まで聴きたかったわ〜。

ライブ終盤の「ファイティングマン」では客電が灯いて、ひとりひとりがファイティングマンなんだ、というメッセージがより一層伝わってくる感じ。新年早々、エレカシ、エブリバディの背中をドーンと押す!

「待つ男」でライブ終了。お客さん達が、名残り惜しそうに見える。
今年は、エレカシはアニバーサリーイヤー。全国でのライブの予定が、かなりハードに思えるんだけど・・。
メンバーの体調が、ちょっと心配になってしまうけれども、ぜひ体に気を付けていただいて、元気に全国を行脚(?)していただきたいな〜、と思う。

鼻歌

ブログを放置して数ヶ月(笑)。
なんか・・・バタバタしていて(←言い訳してみました)、
10月にいったエレカシのライブの感想なんかも未だに記事にしないまま、
大掃除もできないまま、年賀状も書いていないまま、今に至ります♪(←記号の使い方が違う♪)
今年はあまり、いろいろなことが進まなかったなぁ。来年は進めたいなぁ。

そういえば(←話を変えてみました)、先日、エレカシ宮本さん主演のドラマ、
「俺のセンセイ」を観ました。
宮本さん演じる小太郎さんが、最後に「悲しみの果て」を歌うシーンがよかったなぁ。
いつもの宮本さんの歌とは違う風情で、これは宮本さんではなく、小太郎さんが歌っているんだなぁ、と(あたり前ですが)。
下町の、気のいいおじさんの鼻歌、という感じで、職業・ロック歌手の宮本さんが歌うのとは大分違っているのが、とても興味深かったです。

エレカシの野音へ 2016・2日目

9/18(日)に、エレカシ野音の二日目の方に行ってきました。
簡単に、感想などをメモのような形で記していきたいと思います。

・サポートは、ギター:ミッキー、キーボード:細海魚さん
 何かの曲のときに、細海さんが横に大きく体を揺らしながら演奏していたのが印象的だった。

・石君、グレーの短パン姿で足元が深い赤のビーサン
 足、細い!!
 帽子も被っていた。ライブの最後(アンコールの前だったかな?)に宮本さんが石君の帽子をひょいっと取ると、オレンジと赤を混ぜたような色に染まったみつあみの髪型をしていたことが判明(笑))
 雑誌に載った写真で拝見していたとはいえ、宮本さんの髪の毛の短さと足の細さ、若々しい様子にも驚かされた。

・宮本さんによると、今回やりたい曲が40曲位あり、そこからさらに厳選したとのこと。

・「ズレてる方がいい」
  一曲目。意外だ。トミのドラムがパワフルなことに、改めて感動。

・「歴史」
  せいちゃんのベースが激渋でカッコいい!

・「サラリ サラ サラリ」
 昔、宮本さんが銀座を文学散歩した際に作ったのだそう。

・第一部の後半で雨が結構降ってきた。
 早く動いていく雲の間から空は見えていたのだけど。
 すぐにレインコートを着るお客さんは少なかった。
 私も、ライブ中にガサガサしたくなくて、しばらく雨に打たれる。
 蒸し暑かったけれど、雨の野音というのも情緒が感じられるものだと感じた。
 第一部が終わり、第二部が始まるまでの間にレインコートを着るお客さんが多かった。
 途中、宮本さんが客席に「雨、大丈夫?」と話しかけてくれた。

・「友達がいるのさ」
  宮本さんが「みんなこの曲ホントに好きだよなぁ」(だったかな?)と呟くように言っていた。

・「i am hungry」
 個人的にライブで初聴き。想像通り、客席、もっのすごい盛りあがり。

・「コールアンドレスポンス」
 この曲、ライブで聴くたびにカッコよすぎて惚れ直してしまう・・・。
 CDに収められているのよりライブバージョンの方がいいというか、
 これ、ライブ向きの曲だなぁ、と思う。
 演奏も歌もガシッとしていてカッコよすぎだ(こういうのをソリッドというのだろうか)。

・「RAINBOW」
 宮本さんが雨の中で歌っている姿がドラマチックな感じでよかった。
 実際はステージには屋根があるので、正確には ”雨の向こうに見える宮本さんの姿”か。 
 でも宮本さんはライブ中、結構雨に濡れたんじゃないかと思われる。
 
・「星の降るような夜に」
 野音向きの曲だと思うけれど、この時かなり雨が降っていたので心の中でウケた。
 石くん、せいちゃんの前にマイクが設置されていて、「歩こうぜ!」とコーラスが。
 (アンコールの「この世は最高!」でも「最高最高!」とコーラスが入った。)

・今年は、私が過去に数回参戦した野音に比べて、楽器の音や歌声が妙に反響して聴こえた。 
 湿度の関係なのか、自分の座席の位置の関係なのか・・・不明。

・二年前の野音で、会場に時々トイレクイックルのような匂いを感じたが、今回も一瞬同じ匂いが。この会場、いつも同じ洗剤を使って掃除されているのだろうか。

・ライブの途中で、宮本さんが、即興なのかな、「日比谷の野音」、「サンキュー」、「エブリバディー」といった言葉を入れた歌を披露。聴き手一人一人に歌ってくれている感じが凄く伝わってきた。
 また、宮本さんが歌い終わったあとに「ありがとう」、「ありがとうございます」、「サンキュー」などと客席に呼びかる様子が、心がこもった感じで素敵だった。
 
 

笑顔、それから周波数

先日発売になったエレカシのシングルCD、「夢を追う旅人」。

夢を追う旅人(初回限定盤)(DVD付)

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表題曲も、カップリング曲「i am hungry」も、ものすごいエネルギーを放っている作品だ!と感じます。
特に「i am hungry」の方は、聴いていると自然に体が動いてリズムをとってしまいます。
ライブでお客さん達が拳を振り挙げながら盛り上がりまくっている情景が、
脳内ビジョンとして自然と浮かんできます(笑)

CDのジャケット写真もすごいインパクトなんだけど、中面の写真もスゴイ。
なんか宮本さん、地面からちょっと浮かんでいるように見えるんだけど?(笑)
透明ビニール傘をさし、路上を歩く宮本さんの笑顔といったら、
まるで仲のいい友達と遊んでいる最中の小学生男子のようだ。
こんなにも邪気のない50代男性の笑顔ってなかなか見られない気がする。
撮影されているのに、この自然さ。すごいわ。
カメラマンの方との間にすごい信頼関係があるんだろうなぁ、と感じました。
この時、このカメラマンの方も、すごくいい笑顔をしていたのではないだろうか。
笑顔の写真を撮りたかったら、まずカメラマンが笑顔になることだ、と何かで読んだことを思い出しました。

昨日、音楽雑誌(「音楽と人」)をやっと買ってきてインタビュー記事を読んだのですが、
それによると、あの写真を撮ったカメラマン、佐内正史さんと宮本さんは旧知の仲なのだそうです。

あと、「音楽と人」の連載記事「歌声、るつぼ」をよく興味深く読んでいるのですが、
この記事の書き手の山粼広子さんは、音声の心身への影響を研究している方なのだそう。
山粼さんによると、高い周波数の音ほど、聴いた時に元気が出るそうで、
具体的には、音階でいうとラより上の音は脳を活性化させるのだそうです。
なるほど、「i am hungry」のサビの部分は、ものすごく高い声で歌われているので、
この曲を聴くと元気が出てくる理由の一つはそんな所にもあったのかぁ、と思いました。

作品の中の”呼びかけ”

またもや久しぶりに更新します。
私が文章を書きたくなる時って、うれしい驚きがあった時が多いんだなぁ、と割と最近気付きました。
最近の驚き・・・
Suchmos の音楽がカッコよすぎるんですけど。。。助けて・・・
って、ほんとは助けてもらいたくないのですが(←おいっ(汗))。
「STAY TUNE」っていう曲にハマってしまい、ずっと聴いてます。
歌詞も面白い。
曲の主人公が、いろんな人に”Good night”って言っているんだけど、
クールで批判的な視点を感じます。
小説や絵本の中で、登場人物が、愛着のある人やものに対して挨拶で呼びかけるというケースは読んだことがあるのだけど、そして、それはすごく感動的なのだけど(サリンジャーの「エズメに捧ぐー愛と恥辱のうちに」とか、マーガレット・ワイズ・ブラウンの『おやすみなさい おつきさま』など)、
これは、初めて触れるパターン。何だか新鮮だ。



私にはチョコを、脳には刺激を

タイトルにあまり意味はありません。
(今日は、おそらく今シーズン最後のラミーチョコを食べたため、無意識から出ました)

久々に更新します。
今年は一ヶ月に一度は更新しようと思ってたんだけどな〜。
そのゆるい計画でさえ頓挫(笑)
いや、(笑)というよりは(泣)か..(結局 笑)

そういえば、去年も、殆どブログを更新していなかった。
春先に風邪をこじらせてから、ブログを書く気力がわかず。

その後、少し体力に余裕がでてきた時には、
下手に文章をかくと病気自慢をしてしまいそうだったので、また書けず(笑)。

あ、でもちょっと自慢します(笑)
体調が悪くなった時には、結構やせました(←自慢なのか?)
健康診断のときに、医師から、これ以上痩せないように、とアドバイスされる位に。

その頃の体重、確か、音楽雑誌のインタビュー記事に載ってた、
レコーディング直後のエレカシ宮本さんの体重と同じ位だったんだけど。
宮本さんより私の方が、背が低いです。
ということは、宮本さんのスレンダー度って・・・

でも、安心してください。
体重は、順調に元に戻ってくれてます(←安心て。)

で、久々に体調が戻った感じがしたのが、今年のお正月ごろ(長っ!)。
年を重ねると、病気の治りが悪くなるんだなぁ、と実感しました。
ほんと、こうやっていつか死ぬんだな〜〜、って思いました☆

私は美術館で絵を観ることが大好きなのですが、当時は体がだるすぎるので、
観に行きたい企画展は全てあきらめて、家で体を休めていました。
企画展に限らず、あきらめて休養第一という生活。

でも、そうやっていると、あまりに生活に張り合いがなく
(もちろん、自宅で休養できるのは恵まれていることだとは思うのですが)。

ある時、思い切って体のだるさをひきずりつつも、ずっと行きたかった岡本太郎の記念館に出かけました。
その日をきっかけに、心身ともに晴れやかになったという気がしています。

でも、これは私の場合であって、
むりにお出かけして余計に体調が悪化する、というケースもあり得る。
その時、私は運がよかったのだと思います。

ただ、病気の時は生活が単調になりがちなだけに、
意識して脳に刺激を与える工夫をしていくことは大事だと思います。
脳と言えば・・・そう、前に認知症予防についての講座を聴きに行ったことがあるんです。
その時、認知症を予防するために、「脳を活性化する活動」は大事だと習いました。

その時にもらった小冊子によると、
新しいことを学んだり、技術を新たに習得しようとすると、
使う神経細胞の数が増えて、神経細胞のネットワークが強化されるそうです。
そうやってあらかじめ脳を強化しておけば、
年をとって少々神経細胞の数が減ってもアルツハイマー病にはならないだろう、
と推測されるのだそうです。

これって、いってみれば、お金で言うと、貯金、
料理でいうと、作り置き?(ちょっと違うか)

自分の脳の機能についても、ご利用は計画的に、っていうことでしょうか?(なんか微妙に違うような気も・・)

ほんと、「体だけは大事にしてください」っつーことで。
(うろ覚えの昭和ネタ・・・これで合ってる?師匠?)。

参考文献
NHK厚生文化事業団編、小阪憲司編「もの忘れが気になるあなたへ・・・認知症の正しい知識」