去年、心に残った曲 

というわけで、新年早々、早速去年を振り返ります。

まずは、エレカシトリビュートアルバムに収められたこの2曲。
発売日(フラゲ日だったかも?)は、春なのに雪の降る寒い日でした。
こちらに収録されています。

「俺達の明日」/東京スカパラダイスオーケストラ×高橋一生
とにかく高橋一生の歌唱がすごい。
とても感覚的な感想になってしまうんだけど、いわゆるエゴや煩悩なんかを全く感じさせない、なんというか、そこを突き抜けた感のある歌い方。
突き抜けすぎていて怖いくらい(笑)
全くカッコつけてなくて、まっすぐに歌っていると感じました。
こんな風に歌える人っているんだ・・・!!!! 
本当にびっくりしました。


「さよならパーティー」/ クリープハイプ
例えば「つまんねぇ」という歌詞の歌い方が本当につまらなさそうで、その意味ですごく心がこもっていてよかった。
高橋一生の歌い方とは対照的に、心の中の淀んだ感情やなんかを生々しく感じさせるような歌い方が、この曲とよく合っていると感じました。
この曲を聴いて、クリープハイプが好きになりました。


嵐〜星での暮らし〜/前野健太

春にリリースされたアルバム『サクラ』に収録。

サクラ

サクラ

前野健太さんのことは、勝手に、
私のこころの中の「場末感のある場所が似合うミュージシャン・ベスト3」にランクインさせていただいております(ちなみにあとのお二人は、吉井和哉早川義夫)。
この曲の、しょっぱくて昭和っぽい、なんともいえない味わいが好きです。
ほんと、味わいのある、清濁合わせて包み込むような歌声の方だなぁ、と感じます。



FUNNY GOLD / Suchmos

梅雨の時期に発売されたアルバム『THE ASHTRAY』収録。

THE ASHTRAY(初回生産限定盤)(DVD付)

THE ASHTRAY(初回生産限定盤)(DVD付)



ただただ、好みの曲。
すごく合うと思うので、スティービー・ワンダーにカヴァーしてほしい!!!

とりあえず1月〜6月分まで書いたので、ここで終わります。
続きは、半年後位に書くかも(笑)

久しぶりに・・・

明けましておめでとうございます。
よい天気です。
いい天気だと、気分も晴れていいな。

最近めったにブログを更新していないのですが、去年も、1/1には記事を書いていました。
一年で一番のんびりと過ごせる日だからかも。
でも今日、やりたいことがありすぎて逆にどうしよう状態です。

昨日の紅白・・・宮本浩次さんと林檎ちゃんの歌を、一番楽しみにしていました。
林檎ちゃん、いつにも増してかわいすぎる。
あの静かなたたずまい・・・お芝居の中のワンシーンみたい。
宮本さんは、和装が似合うなぁ。現代の野武士?
先日、音楽雑誌で、これから宮本さんがソロとしてもやっていくつもりだと知ってびっくりしたけれど、これからまた、その作品やパフォーマンスで驚かせてほしいなぁ、と思います。

というわけで、去年書こうと思っていたけど書けなかった記事の一つを、今からきまぐれに書こうと思います
(長くなりそうだったら途中でやめるかも 笑)
去年聴いた曲の中で、特に印象的だった作品について。

(続く)

Suchmos のライブ、すごかった・・・!

ここ数年は、毎回、久しぶりの更新、ということになっております・・・。
久しぶりだけど、短めに書こうと思います。

去る11/25に、Suchmosの横浜アリーナでのライブに行く事ができました。
ありがたい事に良席だったので、YONCEが舞台の裾の方に来て変顔をしてくれたのも、はっきり見えたのですが、ちょっとした変顔ではなく、ちゃんとした(?)変顔をしてくれたことに感動・・・。その気さくさが素敵でした。ファンにこころを開いてくれているんだろうな、と。彼のMCからも、気さくさ、率直さを感じました。

私がSuchmosのライブに行くのは約一年半ぶりだったのですが、素人がいうのもなんだけど、その時よりもずっとYONCEさんのボーカル力が、格段にパワーアップしている!と感じました。本当にすばらしかった!彼の歌い方、率直な感じで好きです。なんというか、声がミント色のイメージ(笑)

もちろん演奏もすばらしく、カッコよすぎて痺れました。
特に「FALLIN’」。背景に映し出された、星が爆発しているような映像が相乗効果を生んでいました。
「YOU'VE GOT THE WORLD」もすごくよかったなぁ。聴いていると、音楽の中に浸かっている自分の境界線がなくなっていき、自分の皮膚が、周りの空気と融合していくような感覚を覚え・・・って、こう書くと、アブナイひとみたいだけども(笑)。音楽の中に浸かる、本当に至福の時間でした。
大好きな曲「FUNNY GOLD」も聴けたのでよかった。

最後に、メンバーがステージの裾に出てきて(左右それぞれ)、丁寧におじぎをしていたのもすごく素敵でした。
来年、彼らはついに横浜スタジアムでのライブ・・・!私も参加できたらいいなぁ。
これからの Suchmos がどう進化&深化していくのか、すごく楽しみです!

エレカシのライブへ

またもや数ヶ月ぶりの更新です。

17(土)は、エレカシのライブへ。30周年ツアーのファイナル。
アリーナ64列というのはステージからかなり遠くて、ホーンセクションやストリングス担当の皆さんの姿もほぼわからないし、花道も全く見えなかった(家に帰ってから生中継の録画を観て花道やっぱりあったんだ〜、と確認)。
まあ、ライブに行けただけでもありがたいんだからさ、と思いつつも、ちょっと残念。
特に心に残っているのは「今を歌え」と、新曲「EasyGo」。
「今を歌え」の方は、CDよりもテンポがすご〜〜くゆっくりで、ここまでゆっくりだと楽器を演奏するのは逆にかなり大変じゃないかな、と思った。とくにドラムが難しいんじゃないかなぁ。
しみじみとした味わいがあって、夕暮れが似合う、本当にいい歌。心をつかまれる。
今度はこの曲で紅白に出てほしい位だわ・・・。
新曲の方は、かなりのアップテンポ。こんな感じの曲、今までのエレカシの作品にはなかったかと。ジャンル的にはパンクか。若者が作ったかのような。すごくノリのいい曲で、聴いていると自然に体が動いてしまう。
また、「友達がいるのさ」は、私は野音でしか聴いたことがなかったので、今すごく大きな会場で聴いている、ということが不思議に思えた。
宮本さんが、たくさん「行こうぜ!」と会場に呼びかけてくれたことがうれしかった。宮本さん、近年オーディエンスに対してますますフレンドリーになってくれているような気がする。うれしい。
家で、録画したこのライブを途中まで観たのだが、宮本さんが「奴隷天国」の中で「何笑ってんだよ(中略)・・・そこの おめえだよ!」と歌っているときにお客さんたちがすごくいい笑顔で喜んでいる姿が、なんともよかった。果てろと言われても、しかばねめ、と歌われても大喜びの、私達エレカシファン(笑)。「奴隷天国」にしても「俺達の明日」にしても、表現は異なっても強力な応援ソングだと思う。
長い長いツアーが無事に終わってよかった(宮本さん、12月に実は骨折していたそうなので、完全に無事とはいいきれないかもしれないが、まぁ)。エレカシやスタッフの皆さん方、本当にどうもありがとうございます、という気持ちです。

追記: 録画したこのライブを観ていて気付く。宮本さんがウインクしているシーンがある…。
ウインクするんだ。前からしてたのかな?「夢を追う旅人」の2番の「チャージして♪」の所と、あと何の曲だったかわすれちゃったけど、右目と左目、交互にゆっくりとしたウインク。そのあと、なにやらかわいらしく手を動かしていたが・・・。どの曲だったかもはや覚えていず。また録画を見直して確認してみたい。

雑感

明けましておめでとうございます。
北関東では、昨日は少し雨も降ったけど、今日はいい天気。うれしい。

昨夜は、紅白にエレカシが出るので、ドキドキしながらテレビを見ていました。
もう、テレビのすぐ近くに移動して。
宮本さんが曲の途中で「エブリバディ!!」、「ありがとうエブリバディ!!」
と言ってくれたのも、とてもよかったなぁ・・・。
あぁ、昔、エレカシを聴いていると親に心配される、と思って親に隠れて聴いていたあの頃よ・・・。だが今や全国のお茶の間に、エレカシの曲が流れるように・・・(しみじみ)。
紅白に出るのが夢だったという宮本さんの夢が叶って、私もとてもうれしい。だが、同時に「♪俺はお前に負けないが お前も俺に負けるなよ(「男は行く」))という宮本さんの声が聴こえてくるかのよう。私は、今、完全に負けてます・・・。今年はどこまで行けるかなぁ。

このブログ、今見てみたら、去年は三本しか記事を書いていませんでした。どうなの?これ、続くのかな、と自分でもツッコミたくなります。
意外とやめることって難しいから、ブログは一応続くと思うけど、今年は、去年より忙しくなりそうなので、ますます書けなくなるかも。

とりあえず、今日は年賀状を書かなければ(人生初の、旧年中に一枚も書かなかった状態)。

音楽の好みって

今日の記事、あまり内容はないです。
なんとなく気が向いたので書きました。

現在中学生の息子は、結構アニソン好き。
彼が小さい頃は、私(親)の趣味でずっとロックやファンクを聴かせていたんだけど、今の彼の音楽の好みには影響しなかったようだ。

ちなみに、彼がお腹にいた時は、胎教に悪い気がして、椎名林檎ちゃんと岡村靖幸の曲は聴かない様にしていたのだが、一歳半になったときに、もう結構大きくなったからいっか、と思って解禁にしたのだった。でもいま思うと、ちょっと早かったなー、と思う。
でも、息子が林檎ちゃんの歌が好きで、カフェのレジの所で林檎ちゃんの歌を歌ったり踊ったりしていたら、林檎ちゃんファンのウェイトレスさんが話しかけてくれたり、といったことが何度かあって、そういうのが、いい思い出になっている。

最近の息子の口癖は、「うそだろベイベー」とか「マジかよベイべー」だが、本人に自覚はないようだ。学校の宿題が終わったと思ったらまだあった、というときなどによく言っている。この辺りは、小さい頃ロックを聴いていた影響だろうか。なんだか清志郎テイストである。

ちなみに、私はロックもすきだけど、ソウル系にすごくグッとくる。こういう好みって、何が影響するんだろう?私の両親は特にロックファンでもブラックミュージックファンでもなく、演歌好きで、五木ひろしなどをいつも聴いていたが…。演歌の中でも、北島三郎の歌はソウルフルだなぁ、と思うのだが、私の音楽の好みは、まさか北島三郎の影響を受けているのだろうか。
そういえば私は、ときどきだが、皿洗いをしながら「ヘイヘイホー」と歌ってしまっていることがある。改めて考えると、「ヘイヘイホー」ってなんだろう。「ヘイヘイ」はさておき、「ホー」が気になる。

エレカシの野音へ(2017)

久しぶりに更新します(生きてました。久しぶりの理由は、長い言い訳になりそうなので省略☆)
今年も運よくチケットが当選したので、9/18(日)に、エレカシ野音に行ってきました。
ライブの帰りに、電車の中でメモを取ったのだけど、そのメモ、行方不明に(あるあるですね・・)。
以下、まさに覚え書きです。バカっぽいノリでお届けします・・・(何この説明)。

台風が過ぎ去ったあとの、とても暑い午後。日差しは夏だ。
本編の前に「ウルトラFES」生中継があるので、少し早めに野音に着く。
15:10頃だったかな。
会場からリハが聞こえてくる。「俺達の明日」だ。
音漏れしてくる宮本さんの歌声が、相当デカイ。すごく元気そう。これは、絶好調なんじゃないか。

開場10分後位に列に並んだのだが、かなりの長蛇の列。
野音で こんな長蛇状態、私にとっては初めて。
周りの人が、ウルトラフェスに間に合うかな、などと話している声がときどき耳に入ってくる。が、無事入場できた。

エレカシ野音って、いつも始まる前の客席に、ピリッとした緊張感が色濃く漂っているように感じるのだけど、今回はその雰囲気はなくて、いつもよりリラックスした感じ。思いっきり主観だけど。少し客層が変わったのか、ウルトラフェスの影響なのか??
会場(の東側の結構後ろの方の席でした)にはなぜか、お香の匂いがずっと漂っていた。白檀の。

今回のサポートは、魚さんと、いつものミッキー。
石君は、髪の毛が短くなっていました。

生中継の前にテレビのスタッフの女性の方(若そうな感じ)が、段取りを説明してくださる。
タモリさんと1分トークしたあと、2分間CMに入るので、その間に演奏の準備をしていただく、などなど。
その2分の間、客席にはCMの音声だけが聞こえてくる。
みんなで行儀よく座ったまま、流れてくるCMの音声のみを聴きつつ、静かに、かつ集中しつつ待つ客席。なんだか妙な感じ・・・。
他のお客さん達も似たような心境だったのか、トイレの洗剤のCMか何かの時に、ちょっと笑い声が起きていた。
ひととおり準備が終わったあと、宮本さんは「緊張しますね」とおっしゃっていた。
(ここまで書いたあと、メモ失くす(笑))

以下、簡単に、特に印象に残った曲についての感想などです。

「悲しみの果て」
ピッチがゆっくりな感じ(「今宵の月のように」もゆっくり目だと感じた)。
何度聴いてもいい曲。

「武蔵野」
沁みる・・・。
たくさんの人と会場にいるのに、一人で聴いてるみたいな気持ちになる。この曲は、特に。

「九月の雨」
この選曲は9月だから?思いっきり晴れてたけれども。
宮本さんの手の動き、歩き方、膝まづく様子などが、とっても演劇的。一人芝居をみているかのようだった。
曲の最後の方で、会場を横切るように鳥が一羽、すーっと飛んでいき、偶然のいい演出になっていた。

「シグナル」「パワー・イン・ザ・ワールド」「男は行く」
ちょっ・・・あのっ?この3曲を続けて!?と、会場の多くの人が思ったのではなかろうか。
いやぁ、もう、あの、ねぇ ←言葉にできない・・・(←アーティスト違い)。
もう、エレカシファン、覚醒するしかない、みたいな(←中二病ではなく(笑))
「シグナル」は、特に男性ファンが多そうなイメージ。男泣きの曲っていうか。
私の隣の席の男性は、声を出さずに口だけ動かして歌っているみたいだった。

「男餓鬼道空っ風」
この曲、さいたまスーパーアリーナでも盛り上がったなぁ、と思い出しつつ聴く。
今回も、ものすごい盛り上がり。楽しい!!
こういう、ちょいダサ(←失礼)で男っぽい曲、エレカシの超得意分野なんじゃないかと思う。

「ベイベー明日は俺の夢」
ライブで初めて聴いた。曲の出だしからすでにお客さん達が拳を振り上げていて、とても盛り上がる。すでに、みんなのお馴染みの曲!みたいな雰囲気。

「3210」
キターーーーー!!(←他に書きようはないのか)

「RAINBOW」
宮本さんの「デーーーーーーーーッッッ!!!」を心待ちにしつつ聴く(エレカシファン以外、意味不明の表現でスミマセン)。
あの、体を思い切り折り曲げて(横から見るとヘアピンカーブ状態?!)シャウトするさまをファンも応用して日常に生かし、やる気が出ない時に真似をしてみると気合が入るかも、と思う。名付けて「デ―――ッ療法」☆
・・・失礼しました。しかし、半ば本気なオレ(笑)一人の時にやった方がよさそう。あれ、一般人がやるとたぶん心配されるよね・・・。

「今宵の月のように」
宮本さんが、エレカシの最大のヒット曲、というような説明をしていたんだけど、口調がちょっと自嘲気味に聞こえたのは気のせいなのかどうか。考えてみれば、もう20年も前の曲なのか。これを上回るヒット曲を出したいはず、と勝手ながら想像。

花男」「ファイティングマン」「待つ男」
最後の3曲。
最後の最後、もうアンコールはないかな、と思っていたけど、エレカシの皆さん方はステージに出てきて「待つ男」を演奏してくれた。
この「待つ男」に代表されるような、重たくてゆっくりとしたグルーブ感は、エレカシにしか出せない独特さだなぁ、と思う。

宮本さんのMCで一番こころに残ったのは、「エレファントカシマシを・・・愛して・・・くれてありがとう」(だったかな?正確じゃないかも)という言葉。かなり照れつつ、ちょっといい淀んでいたところが素敵でした。

あと、ライブのスタート時はとても暑くてセミの声が聞こえたけど、暗くなってくると涼しい風が吹いてくることもあり、秋の虫の声もしていました。

本当に本当にすごい熱量のパフォーマンス、素晴らしいステージでした。
今回も、エレカシの皆さん方、かなりの練習を重ねてきたんだろうなぁ(頭が下がる・・・)。
そういう、一生懸命さ、音楽に対する真面目さも、すごく好きなところ。
とてもいい時間をすごすことができて、感動&感謝の気持ちで一杯になりました。