ひじき入りラタトゥイユ

よしながふみさんの「きのう何食べた?」の最新刊の中で、シローさんがトマトの入ったひじきの煮物の作り方を説明しているのを読んだらすごく作りたくなって、この間作りました。予想以上においしかったので、リピートして作っています。家にない材料を省略したりして、だいぶ自分流にアレンジをしつつ。赤ワインのつまみにもぴったりで、冷めてから、というか冷蔵庫で冷やしてからの方がおいしい気がします。
やっぱりにんにくのみじん切りをいれるのが、おいしさのポイントの一つだと思います。トマト×にんにく味って、多分どう転んでもおいしい。
シロさんのレシピだと、玉ねぎのスライス、鷹の爪、ツナ缶、コーン缶、大豆の蒸し煮缶、トマトのざく切りを炒めていくのだけど(あ、もちろん戻したひじきも!)、私は、玉ねぎはみじん切りにして入れて、鷹の爪とコーン、ツナは省略、大豆は、入れたりいれなかったり。
調味料は、シロさんはコンソメのキューブとお酒、あと水も入れるけど、私は、テーブルワイン(赤)と、にんにく醤油、胡椒で味を付けます。カラーピーマンも入れたところ、これはいわば、ひじき入りラタトゥイユだなー、と思いました。

シローさんの恋人のケンジさんの素直さ、お茶目さってすごいな〜、と思います。もともとの性質なのかな。ゲイということで、多分今までの人生でいろいろあったと思うんだけど、まっすぐで、とてもかわいらしい方だなー、と。あ、「かわいい」とか書いてしまったけど、ケンジさんって私より年上だ、多分。そして、よしながふみさんは人間観察にものすごく長けた方なんだろうな、といつも感じます。