お酒の瓶と香りと

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
今年は、いろんなことに目を凝らしつつ過ごしていきたいと思っています。
今年、どうなっていくのか非常に気になっていることの一つは、エネルギー政策と、憲法のこと(あ、一つじゃなかった)。

昨日は実家の父が、いただいたお節料理がたくさんあるから食べにおいで、というので実家に行ったのだけど、思った以上に自分の体調がイマイチで、30年ぶり位に車に酔ったりもして、結局実家で横になったり時々起きたりして過ごした。正月から我ながら迷惑なオレ。
薬を飲まなければならないので、お酒がのめないのが残念だった。でも、父と夫が空けたブランデーの瓶がすごく美しかったので、空き瓶をもらう。ルパン三世のテーマ曲が聴こえてきそうなかっこいい瓶。そのお酒は父が30年ほど前にもらったものだという。二人とも、ものすごくおいしい、と言って飲んでいた。
空き瓶からはラムレーズンのような香りがしていた。夕方、実家の居間のテーブルの上に置かれたその瓶は夕刻の空の色を映している。私は30年前のことを思いだそうとしてみた。少しだが、その時の感じを思いだした。近所の神社にあった大イチョウの木のこととか。今はそれから30年後で、静かな夕方だ。
この瓶を、アロマテラピー用に使おうと思う。少しエタノールを入れてから精油を混ぜ、長い竹ひごをを用意して口から差し込もう。そんなレシピが日本アロマ環境協会の協会誌(No. 65)に出ていたので、実践してみることにしよう。レシピでは、精油の濃度は12.5パーセントだった。肌に使うには古くなってしまった精油を使いきるのにもよさそうだ。精油は、大好きなフランキンセンスと針葉樹系に、柑橘系の精油を混ぜようと思う。