普通の土曜日に

明け方、トムズボックスのような雰囲気の書店で荒井良二さんをお見かけする夢をみたので、そうか...と思い、夕方本屋に立ち寄った際に、そのうち買おうと思っていた『あさになったので まどをあけますよ』を購入。荒井良二さんの絵にはとてつもない力があると思う。

町田康さんの本も探していたのだけど目当てのものはおいてないことがわかり、ぼんやり書棚を見ていたら、ピースの又吉さんによる本をめぐるエッセイ集(『第2図書館係補佐』)が目にとまる。以前に音楽雑誌(「ロッキングオンジャパン」です)で、又吉さんが妖怪について熱く語っているのを読み、太宰治がお好きということなども知り、彼が本を出しているのなら読んでみたいと思っていたので、ちょうどよかった。
ちょっとした待ち時間があったので読む。周りにひとがいたが、所々でつい笑う。私は本を読んで笑うってことはあんまりないので、笑わせてくれる著者って貴重でありがたい。まだ全部読んだわけではないが、特に『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』についてのエッセイが面白かった。又吉さんも本の世界が大好きな、あの世界の住人で、その中で濃密なコミュニケーションをとってきた方なんだな、と思った。

夜、スーパーで一目惚れ。食玩コーナーにて。ネコ金魚というキャラに、目が釘付けに。なんてこった、かわいすぎる。。。
傍らにいた息子に「見てコレかわいすぎる!!」と話しかけたら、息子は次の瞬間、一切の迷いなく無言でそのネコ金魚ストラップ(with ガム)をつかみ、買い物かごに放り込んでいた。コレです。。。

夕食後、録画していた「ミュージックフェア」を観る。
私はしょこたんも好きなので、画面で宮本さんとしょこたんがとなり同志なのを観てうれしかった。ドラクエの話題は司会者が話題の軌道修正をしたためにそんなに長く続かず終わってしまったけど、できたら宮本さんとしょこたんドラクエについて話しているところを観てみたかった。
宮本さんが「大地のシンフォニーを」熱唱していて、すごく心をこめているのが今日も伝わってきた。こんなに一生懸命なひとの姿を目にすると、自分もがんばろう、と思わずにはいられない。

夜、「ルパン三世」の映画がテレビでやっていたので、息子と観る。イカン、子に夜更かしさせてしまった。あんまり楽しそうに見ていたのでつい。今回は銭形警部が格好良かった。