エレカシの野音へ(2017)

久しぶりに更新します(生きてました。久しぶりの理由は、長い言い訳になりそうなので省略☆)
今年も運よくチケットが当選したので、9/18(日)に、エレカシ野音に行ってきました。
ライブの帰りに、電車の中でメモを取ったのだけど、そのメモ、行方不明に(あるあるですね・・)。
以下、まさに覚え書きです。バカっぽいノリでお届けします・・・(何この説明)。

台風が過ぎ去ったあとの、とても暑い午後。日差しは夏だ。
本編の前に「ウルトラFES」生中継があるので、少し早めに野音に着く。
15:10頃だったかな。
会場からリハが聞こえてくる。「俺達の明日」だ。
音漏れしてくる宮本さんの歌声が、相当デカイ。すごく元気そう。これは、絶好調なんじゃないか。

開場10分後位に列に並んだのだが、かなりの長蛇の列。
野音で こんな長蛇状態、私にとっては初めて。
周りの人が、ウルトラフェスに間に合うかな、などと話している声がときどき耳に入ってくる。が、無事入場できた。

エレカシ野音って、いつも始まる前の客席に、ピリッとした緊張感が色濃く漂っているように感じるのだけど、今回はその雰囲気はなくて、いつもよりリラックスした感じ。思いっきり主観だけど。少し客層が変わったのか、ウルトラフェスの影響なのか??
会場(の東側の結構後ろの方の席でした)にはなぜか、お香の匂いがずっと漂っていた。白檀の。

今回のサポートは、魚さんと、いつものミッキー。
石君は、髪の毛が短くなっていました。

生中継の前にテレビのスタッフの女性の方(若そうな感じ)が、段取りを説明してくださる。
タモリさんと1分トークしたあと、2分間CMに入るので、その間に演奏の準備をしていただく、などなど。
その2分の間、客席にはCMの音声だけが聞こえてくる。
みんなで行儀よく座ったまま、流れてくるCMの音声のみを聴きつつ、静かに、かつ集中しつつ待つ客席。なんだか妙な感じ・・・。
他のお客さん達も似たような心境だったのか、トイレの洗剤のCMか何かの時に、ちょっと笑い声が起きていた。
ひととおり準備が終わったあと、宮本さんは「緊張しますね」とおっしゃっていた。
(ここまで書いたあと、メモ失くす(笑))

以下、簡単に、特に印象に残った曲についての感想などです。

「悲しみの果て」
ピッチがゆっくりな感じ(「今宵の月のように」もゆっくり目だと感じた)。
何度聴いてもいい曲。

「武蔵野」
沁みる・・・。
たくさんの人と会場にいるのに、一人で聴いてるみたいな気持ちになる。この曲は、特に。

「九月の雨」
この選曲は9月だから?思いっきり晴れてたけれども。
宮本さんの手の動き、歩き方、膝まづく様子などが、とっても演劇的。一人芝居をみているかのようだった。
曲の最後の方で、会場を横切るように鳥が一羽、すーっと飛んでいき、偶然のいい演出になっていた。

「シグナル」「パワー・イン・ザ・ワールド」「男は行く」
ちょっ・・・あのっ?この3曲を続けて!?と、会場の多くの人が思ったのではなかろうか。
いやぁ、もう、あの、ねぇ ←言葉にできない・・・(←アーティスト違い)。
もう、エレカシファン、覚醒するしかない、みたいな(←中二病ではなく(笑))
「シグナル」は、特に男性ファンが多そうなイメージ。男泣きの曲っていうか。
私の隣の席の男性は、声を出さずに口だけ動かして歌っているみたいだった。

「男餓鬼道空っ風」
この曲、さいたまスーパーアリーナでも盛り上がったなぁ、と思い出しつつ聴く。
今回も、ものすごい盛り上がり。楽しい!!
こういう、ちょいダサ(←失礼)で男っぽい曲、エレカシの超得意分野なんじゃないかと思う。

「ベイベー明日は俺の夢」
ライブで初めて聴いた。曲の出だしからすでにお客さん達が拳を振り上げていて、とても盛り上がる。すでに、みんなのお馴染みの曲!みたいな雰囲気。

「3210」
キターーーーー!!(←他に書きようはないのか)

「RAINBOW」
宮本さんの「デーーーーーーーーッッッ!!!」を心待ちにしつつ聴く(エレカシファン以外、意味不明の表現でスミマセン)。
あの、体を思い切り折り曲げて(横から見るとヘアピンカーブ状態?!)シャウトするさまをファンも応用して日常に生かし、やる気が出ない時に真似をしてみると気合が入るかも、と思う。名付けて「デ―――ッ療法」☆
・・・失礼しました。しかし、半ば本気なオレ(笑)一人の時にやった方がよさそう。あれ、一般人がやるとたぶん心配されるよね・・・。

「今宵の月のように」
宮本さんが、エレカシの最大のヒット曲、というような説明をしていたんだけど、口調がちょっと自嘲気味に聞こえたのは気のせいなのかどうか。考えてみれば、もう20年も前の曲なのか。これを上回るヒット曲を出したいはず、と勝手ながら想像。

花男」「ファイティングマン」「待つ男」
最後の3曲。
最後の最後、もうアンコールはないかな、と思っていたけど、エレカシの皆さん方はステージに出てきて「待つ男」を演奏してくれた。
この「待つ男」に代表されるような、重たくてゆっくりとしたグルーブ感は、エレカシにしか出せない独特さだなぁ、と思う。

宮本さんのMCで一番こころに残ったのは、「エレファントカシマシを・・・愛して・・・くれてありがとう」(だったかな?正確じゃないかも)という言葉。かなり照れつつ、ちょっといい淀んでいたところが素敵でした。

あと、ライブのスタート時はとても暑くてセミの声が聞こえたけど、暗くなってくると涼しい風が吹いてくることもあり、秋の虫の声もしていました。

本当に本当にすごい熱量のパフォーマンス、素晴らしいステージでした。
今回も、エレカシの皆さん方、かなりの練習を重ねてきたんだろうなぁ(頭が下がる・・・)。
そういう、一生懸命さ、音楽に対する真面目さも、すごく好きなところ。
とてもいい時間をすごすことができて、感動&感謝の気持ちで一杯になりました。