風を流し込む男

今月11日に発売となった、エレカシのニューシングル「Destiny」。


Destiny (初回限定盤)(DVD付)

Destiny (通常盤)

初めてこの曲を聴いたときは、いつになくJ-popな感じ!と驚きました。
とてもキャッチーな曲調のせいか、
最近は、この曲がいつも頭の中でかかっています。

この曲、イントロがなく突然始まり(エレカシの楽曲ってこのパターン多いですよね)、
いきなり心を掴んできます。
宮本さんの歌には、いつも本当に気持ちが込められてる!
光に向かって歩いていこうとする「俺」の想いが、ググっとつたわってきます。

私は、エレカシの多くの曲に、風のようなイメージを持っています。
ココロの閉塞状態を打ち破って自由にする風みたいだなって。
そのほか、光が差し込んでくるイメージも。すごく感覚的なのですが。
ファーストアルバムに収められた曲「ファイティングマン」で、
宮本さんが「白い風」を「流し込む」と歌っているので、
その影響があるのかな。

私は楽典のことには詳しくないのですが(でも書く)、
エレカシの曲って結構、音程(音の高さの隔たり)の上昇する幅が大きい
(1オクターブとんだりすることもある)ので、
そういう所が歌詞と相まってダイナミックな感じや解放感につながっているのかな。