超次元の静かな場所

オディロン・ルドン先輩(私より百数十年 年上)の絵を見に行く。
支度しながら「ルドンルド〜〜〜ン!」と歌う。「ルパン三世」のオープニングテーマのメロディで。
彼の作品をみていると「超次元」という言葉がうかぶ。
アニメ「イナズマイレブン」のキャッチコピーは ”超次元サッカーアニメ”だが、ルドン作品の超次元ぶりもかなりのものだと思う。
グロテスクなモノトーンの作品も、崇高な雰囲気の鮮やかなパステル画も、どこか共通していると感じる。幻想的で、静かで、夢や死、無意識を連想させるところ・・・。
ルドンは一人の時間を楽しむ中で、いつも夢想していたんだろうなー、きっと。