エンとロピー、エレファンとカシマシ

この世に存在するもの全てに大きな力を及ぼすといわれている伝説の双子・・・
それは幻獣、エンとロピー。
その顔は狛犬に、体は龍に似ているといわれている。
彼らは、「ものごとは秩序から無秩序の方に向かう」というこの世の法則を司っているのである。
そう、その法則によって大きな岩もいつか粉々になり、今いのちある生き物もいつか死を迎えるのだ。

一方で、魔法で生まれたといわれ、芸術の守護神として崇められている双子の象が、エンとロピーに支配される世界で生きる人々の、希望の象徴となっている。
兄の黒象、エレファン、そして弟の白象、カシマシ。
このニ頭にまたがり、今日も双子の歌手「ミヤモ」と「ヒロジ」は、今生きていることのすばらしさや命のかけがえのなさについて歌っている・・・。

・・・って、もちろん上記の文章はすべて妄想です(笑)。
いやー、うちの居間には今、息子の趣味で「ドラゴンボール」の映画のポスターが貼ってあるのですが、
そこに「DRAGONBALL Z 神と神」って書いてあるのを毎日みているせいなのか、はたまたこの間までドラマ「純と愛」をみていたせいなのか、
妙な連想とうか、妄想が浮かんでしまいました〜。

エレカシ・・・、もうすぐどど〜んとCDをリリース、ということなので、
すごく楽しみです。

ところで、「エントロピー」って、物理の時間にちらっと習った記憶があるのだけど、
私、その概念についてはずっとうろ覚えというか、よくわかってなかったんです。
なので、この間福岡伸一さんの「生命と食」というブックレットを読んでいたらエントロピー増大の法則についての説明がかいてあったので、おおっ、と思ってじっくり読んでしまいました。
以下に、少し引用させていただきます。

 >>
この世の中にあるすべてのものは、常に壊れる方向に向かっていきます。どんなに頑丈に作っておいた家でも、ボロボロになっていきます。このように、ものごとが秩序から無秩序の方向へ進むことを、物理学ではエントロピー増大の法則といいます。秩序あるものが壊れる方向にしか動かないというのは、人間にとってどうしようもないことです。