月とわたしたち、月と精油

先日、アロマテラピーの学校の横浜校に行って、
「月の精油塾」という講座を受けてきました。

アロマテラピーでは、占星術精油を選ぶ際などに取り入れる方法もあるのだと初めて習った時には、不思議な感じがしたものです。
占星術の世界では、地球上に存在するもの全てに星の力が影響を与えている、と考えるそうで、
それ故その力は、精油の材料となる植物にも及んでいるのだとか。

月と地球は互いの重力に影響を及ぼしあっているので、
そのことは、潮の満ち引きだとか、いきものの産卵などなどに影響を与えているのだそう。
ひとの体液と海水の成分は、ほとんど一緒なのだとも講座で聴きました。
満月の日のひとの体液の状態と新月のときの状態とでは、だいぶ違う、と考えていいのかな。。。

月が表しているのは、
妊娠や出産、母性とか母子関係、
そのひとがどんな環境で育ってきたのか、なにに本当にりラックスするのか、ということなどなど...らしい。

この日、月の精油のひとつとして紹介されたジャーマンカモミール
この植物は薬用として古代エジプトで非常に珍重されており、太陽神ラーに捧げられていたそう。

学名は Matricaria recutita で、
母を意味する "Mater"
または子宮を意味する "Matrix" が語源になっているそうです。

ジャーマンカモミールから採れた精油は鎮静作用が強く、抗炎症作用にも優れていて、
色は、「アズレンブルー」と呼ばれる青い色。

独特の香りがあるので、好みでない方も結構いらっしゃる精油ですが、
私は好きです。時々、大好き。
でも、その時の体調などによって、苦手だな、と感じることもあります。

授業中、ジャーマンカモミールの水蒸気蒸留の様子もみることができました。
材料として、大量に植物を使うけれど、採れる精油の量は、思った以上に、ほんのぽっちり。
精油、大事に使おう・・・!!
と、ますます思いました。