共に音

エレカシのニューシングル「大地のシンフォニー」が、もうすぐ発売されるので、とても楽しみです。

私は英文科出身のせいか、すぐに英語の辞書ををひく習性が抜けず(辞書上戸(?)なのです...)、
今日は "symphony" (交響曲)の語を引いてみました。
使った辞書は、愛用の、研究社「新英和中辞典」です。

接頭の "Syn-" は「共に」「同時に」「類似」等の意味を表わし、
ギリシャ語または同系の語に付くそうです。

"Syn-"の直後に b,m,p の音がくると、"Syn-" の綴りは "Sym-" になります。
たしかに "symphony" を発音してみると、"m" の音のところで、口を閉じてるわ〜。

他に"Syn-" が付くことばとして、

synchronic (「共時的な」の意。名詞形は synchronism (いわゆるシンクロですよね))、
symposium(シンポジウム; ギリシャ語「共に飲む」の意から)、
sympathy(シンパシー; ギリシャ語「気持ちを共に持つこと」の意から )、
symmetry(シンメトリー(対称、釣り合い); ギリシャ語「同じ尺度」の意から)

などがあります。

"Symphony" の "-phony" は、「音、声」の意で、"Symphony" という語は ギリシャ語「共に音」の意からきているそうです。

「共に音」という響きが素敵すぎる...。詩的で。
やはり、音楽はコミュニケーションなんだなぁ。