ダブルアンディ

外で飼っている犬用の飲み水が、最近よく凍っている。
今日は、この冬最大の厚みだった。

おととい、いままでかかっていたインフルエンザが治ったと実感した。
今まで、すごくボンヤリしていて思考がまとまらなかったのだが、あたまの中が久しぶりにすっきりしたのだ。今回、体の調子と脳の機能は密接に関わっているということを実感した。
そして、熱もなくて平熱、健康で体も動くということが、大げさでなく本当に素晴らしく感じる。

最近は、去年発売された andymori のアルバム『革命』をよく聴いている。
前作よりさらにストレートな歌詞、気持ちがまっすぐあたたかく伝わってくるボーカル、
素朴で、口ずさみやすいメロディ、とっつきやすいが深い作品世界。
聴いてみて、「革命」ってそういう意味なのか、と思った。日常の中の、毎日の中の革命。

このアルバム全体に流れている空気は、小沢健二の名盤『犬は吠えるがキャラバンは進む』と共通しているなぁ、と感じる。
日常で足元に、たとえばブラックホールみたいなものを感じることがあっても、
ときにファンファーレの鳴る音は聞こえてくることとか、
ほんとうに伝えたいことは、どんなかたちにせよ伝わっていくことなど、
いろんな物語の断片が短い曲の中につまっている。
ファンファーレは、自分で鳴らしても楽しいだろうな。
これは、強い願いが込められた、やさしい気持ちに満ちた作品だと思う。

それから...
andymori とテニスのアンディ・マレー選手って、名前が似てる(笑)

全豪オープン、ときどきちらちらTVで見ています。
ナダル選手を勝手にナダちゃんと呼んでいるのですが、愛称はラファなんですね。ナダちゃん、応援しています。