タッピングタッチの講座

春に NHK の番組で紹介されているのを見て興味を持ったタッピングタッチ。

これは、タッチング(手で皮膚に触れたりさすったりすること)
によるケアの手法の一種。
タップとは軽くたたくこと。

コミュニケーションにはいろいろあるけれど、
例えば、落ち込んでいる誰かの背中に手を当てるなどして
相手に触れることは、とりわけダイレクトに温もりを伝えると思う。

今回、全くの初心者である私+息子(小学生)が受講したのは
基礎講座という2時間の講座。

講座が開かれる場所は亀戸駅の近くで
午後3時からだったので、
その前に、近くに住んでいる友達親子と待ち合わせて
一緒にトイザラスへ。
お昼はゆっくり食べたかったけど、
こどもたちの強い希望によりマクドナルドで...。
そこで食べた新発売のハンバーガーのソースの味が私には美味しくなくて、
ちょっとおどろく程だった。

3時前に会場へ。
受講料は1,500円で、息子の方は100円。
集めたお金は東日本大震災復興支援のための寄付金にするとのことだった。

受講者は、30人はいたと思う。
年齢層は小学生からお年を重ねた方まで幅広かった。
全体的に、和やかな雰囲気。

最初に概要の説明があり、インストラクターの方による
デモンストレーションを見せてもらってから
手技(4種類位)の説明を受けた。
その後、ペアになって実習。私は息子とペアになった。

先に、タッピングタッチをする側になる。
両手を交互に使って、指の腹で、相手の背中を中心に
腰、腕、頭もタッピングしていく。
時間にして、一回10~15分ほど。
途中、息子は眠りそうになっていた。

交替して、今度は私が受ける側に。
あまり力を使わないタッピングなので、本当にきもちいいのかな?と
ちょっと思っていたけれど、実際に受けてみると、落ち着くし心地いい。
体も温まっていた。

実習のあと、感想をシェアし合う。
質疑応答タイムの後、
最後にセルフタッピングというのを教わって講座修了。
2時間があっという間だった。

このタッピングタッチ、簡単だし道具もいらないし、
体力もいらないし(やっていて全然疲れなかった)、
気軽にできるし、すごくいいかも。

このタッピングタッチはターミナルケアとしても使われていて、
痛みが軽減したという報告もあるという。

講師を依頼して、自分の住む地域の施設などで講座を受けることもできるそう。

タッピングタッチについてのサイト