色素沈着☆

ずっと手の甲と指に湿疹ができていて、
一時は浸出液も出ていて
ガーゼを当てていないとならない程だったのだが、
症状がひどい時に皮膚科に行って強いステロイド剤を
処方されるのはイヤだな〜、と思ってセルフケアでしのいでいた。
この自己判断による対応が正しかったのかどうかはわからない。
すみやかに受診した方がよかったのかもしれない。

湿疹はだいぶよくなったものの、なかなか完治しないので、
これは自分の手に負えないかも、と思ったのと、
お風呂や料理の時にいちいち手袋をしなければならないのが
非常に面倒くさくなり、先日ついに皮膚科を受診した。
医師からステロイド剤を処方され、
10日経っても治らなかったらまた受診してください、
と言われた。

10日ほど経って、若干湿疹が残っていたのと、
湿疹が治ったものの皮膚に少し赤黒くなっている部分が
あるということから、再び皮膚科を受診した。
医師から、もう薬を塗らなくてもいいですよ、と言われる。
皮膚の赤黒くなっている部分について尋ねたら、
これは色素沈着だと説明を受けた。
次第に薄くなっていくとのこと。

どうして色素沈着が起きるのだろう、と強い興味を覚えて尋ねた所、
炎症が起こると毛細血管がしばらくはおかしなことになる為
とのことだった。

蚊にさされた場所が赤くなった後に
そこにちょっと色が残ったりすることや、
日焼けした皮膚が赤くなった後に黒くなるのも同じ理由、と
先生は説明して下さった。

へぇ〜、と思い、思わず「面白いですね!!」と言うと
先生は間髪入れず冷静に「おもしろくない...」とおっしゃったので
ココロの中でウケる。
たしかに色素沈着って、症状としてはうれしくないが。
「しくみがおもしろいな、と思いました。ありがとうございました。」
と行って、診察室を出る。
先生が、こちらの質問に対して丁寧に説明して下さって、うれしかった。