私たちの日常、旅、そして音楽という祈り

久しぶりに、小沢健二のアルバム『LIFE』を聴く。
この作品、発売されてから17年か、と少し驚く。
小沢くんは、わかりやすいシンプルなことばで深いことを表現できる天才だなぁ!と、
彼の曲を聴くたびに思う。

日常は旅であり、
それはいつも喜びや悲しみなどを伴って続いていくこと
(そして、必ず終わりがある、ということ)

そんな毎日の中で他者や周りの環境とつながりあい、
誰かを想ったりいたわったり、
時に胸を痛めたりしながら私たちが過ごしていること

そういったことをまるごと受けとめて
ひとが生きていること、生きていくことを肯定し祝福する、
祈りのような音楽だなぁ、この作品...! と感じながら聴いていました。

で、カジュアルな感じで楽しく聴けるアルバムであるところがまたすごい。

今日は、小沢くんの曲をききながら車を運転していたのだけど、
目的地に30分とちょっとで到着できる筈が道をまちがい、
途中のコンビニで地図を買いました。
血糖値も上げようと思い、チョコも買いました。
もちろん、今日の選択肢、森永ダースしかない!(小沢くんが昔、CM に出ていたから☆)

車の運転は普段あまりすきではないのだけど、
今日はなぜか楽しかったです。
目的地には、コンビニをでてから1時間後にたどり着けました。
帰り道、やっぱり秋がきたんだな、と思いながら運転しました。
たてものとか、景色全体がはちみつ色がかって見えました。