「宇多田ヒカルのうた」のいろんな曲

しばらくブログ更新しないまま今に至ってしまいました。
最近は慌ただしい日々を送ってました。
でも多分、単に時間の使い方が下手なだけなのです(汗)。

今年は、いつになくカヴァー(カバー?どっちでもいっか☆)アルバムを聴いた年でした。
といっても聴いたのはトータル3枚だけなんだけど、
普段、めったに買ったり聴いたりしないので、自分的には たくさん聴いた気が。

その中で、一番最近聴いたのは『宇多田ヒカルのうた』です。

一番楽しみにしていて、真っ先に聴いたのは岡村靖幸による”Automatic”。
岡村君の歌をきくといつも、どうしようもなく想いがあふれて、あふれすぎて歌やシャウトになってバババっと出てきてしまい、それが作品になっているという印象をうけます。なんというか、ギリギリな感じ。
岡村ちゃんが、年を重ねてもずっとこんな風にエモーショナルでみずみずしい歌を歌っているところにもいつも感動。


吉井和哉 ”Be My Last”もとってもよかった。
私、オリジナル曲を知らなかったのですが、
そのせいもあるのかな、歌詞の世界と吉井さんの歌が相まって、
これ、まるで吉井さんのオリジナル曲みたい、と感じました。
私、吉井さんの曲って、個人的に、聴いていると宇宙のイメージが湧くことが結構多いんです。この曲も、聴いていると宇宙に飛ばされるかのよう。ブラックホールの方まで・・・(笑)そんな、重たい暗黒を感じる曲。
うちの小学生の息子も、この曲を聴いて一言「コスモを感じる・・・」と言ってました。(←もちろん『コスモって「聖闘士聖矢」かっ!』」とツッコミを入れました)。


椎名林檎ちゃんによる「Letters」。
私、先日、スペースシャワーTVで放送していた
宇多田ヒカルのうた』発売を記念した特番を観たんですけど、
多分このアルバムのプロデューサーの方なのかな(さらっと観ていただけなのでよく判らず)、
その方によると、このカヴァーバージョンはオリジナル曲に付いているコードを全く使っていないのだそう。
そういうアプローチの仕方もあるんだ・・・。
林檎ちゃんのプロ根性やチャレンジ精神に改めて頭が下がる思いがします。


あと、LOVE PSYCHEDELICO の「光」もとてもいいな、と思いました。
あの迫力のボーカル・・・。声の質に陰りがあるせいなのかな、
作品に満ちたダークな雰囲気の中で、よけいに歌詞の中の「光」という言葉と、光のイメージが強く感じられました。

アルバム全体をまだまだじっくり聴きこんでいないので、これからもっと聴いてみたいと思います。
来年もたくさん、素敵な楽曲に出会いたいです。