野音の「東京の空」
この秋は、エレカシのツアーには参戦できなかったけれど、
ありがたいことに昨日は、野音でのライブにいくことができた。
行きの電車で読むための本を選ぶのも、楽しみのひとつ。
エレカシには「○○男」というタイトルの作品がたくさんあることにちなんで、
短編「笑い男」が入っているサリンジャーの短編集『ナイン・ストーリーズ』にした。
- 作者: サリンジャー,野崎孝
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1974/12/24
- メディア: 文庫
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- 作者: J.D.サリンジャー,柴田元幸
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2009/03/21
- メディア: 単行本
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全体を通しての印象は、すごくエネルギッシュでエモーショナルなライブだった。
宮本さんの歌とパフォーマンスからは、若いっていうよりも、このひと若者では?と思うようなレベルのエネルギーを感じた。
今回は「東京の空」が聴けたことが一番うれしかった。
ずっとライブで聴きたかった曲。
夕暮れの東京の、野音の空の下で聴けたことがうれしかった。
ジャッ・ジャージャジャッ!
ジャッ・ジャージャジャッ!
うぅっ、激渋だ。
このリフのあとのタメがすっごくカッコイイ。
宮本さんは、ワンフレーズ弾くごとにギターの弦から右手をサッと離し、
その右手を空を切るようにして斜め上、肩先の方へ素早く持っていき、
タメのところでポーズを決めていた。魅せるなぁ。
私も帰りに、ひと気のない駐車場にてエアギターを手に真似(笑)
「東京の空」は10分を超える大曲だけど、全く長いと感じなかった。
あぁ、この曲よ、まだまだ終わらないで、と無理な願いを持ちつつ聴いていた。
時間は時に伸び縮みするように感じられるっていうけど、本当に。
- アーティスト: エレファントカシマシ,宮本浩次,村山達哉
- 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
- 発売日: 1994/05/21
- メディア: CD
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