復活の夕べ

エレカシ復活の野音、14日(土)の方を観てきました!
開演15分位前に席についたけど、9割以上(多分)のお客さんがすでに着席してました。
天気は晴れ、蒸し暑かったです。

メンバーが登場、この金髪の方は・・・?
この長髪ってまさか宮本さん?
ってわけはなく、石君!!
内田裕也みたいでした。

一曲目は予想外の「優しい川」。大好きな曲なのですごくうれしい。
宮本さんの歌と、石君、成ちゃん、トミの演奏を、自分の体に染み込ませるようにして集中して聴いた。
ほんと、染みた・・・。
秋の虫もよく鳴いていて、エレカシと共演状態だった。

MCは少なめで、宮本さんはたくさん歌っていた。言葉でよりも歌で伝えたいんだろうな、と想像。
宮本さん、「ミヤジ〜!」「宮本ーー!!」「いしく〜ん!!」といった声援の後で
「・・・(MCに入らないで)歌っていいですか?」とかって言ってました。

「大地のシンフォニー」「シグナル」「明日への記憶」など、じっくり聴かせる曲のときは、客席のみんなも真剣にじっくり聴いていた。エレカシも、サポートの蔦谷さんやヒラマさんのエネルギーもすごいが、あの会場で、客席のみんなのエレカシ愛からなるエネルギーもひしっと感じた。
「笑顔の未来へ」は、今まで聴いたなかで一番ピッチが速くてやんちゃな感じだった。

新曲も4曲もやってくれた。
「あなたへ」という曲は11月20日にシングルとしてリリースされるそう。
これもじっくり聴かせる曲。今度は歌詞カードも見ながら聴いてみたい。

途中、MCで宮本さんが「おそらくみんな・・・!」と語りかけたので会場のみんなが宮本さんに注目していたのだが、その後、何故か以下省略、という場面もあった。「何だろう、気になる〜」と、隣にいた友達と小さな声で話す。
その後、宮本さんが「みんないい顔してるぜ、よくみえないけど」とかって言っていたので、そのことだったのか。それとも、客席から月が見えるかどうか、ということを言いたかったのか(「今宵の月のように」を歌う前だったので)。謎のままだった。

それにしても・・・エレカシ、パワフルだった。
演奏も大音量。ガスでいえば強火だよ。こういうの、なんていうんだっけ?フルスロットル?
宮本さん、耳は大丈夫なのかな?と心配にもなるが、イヤーモニターなるものを装着しているから大丈夫なのだろうか、とも思う。
きっと、元気な姿をみてもらって安心してほしい、という気持ちも大きいのだろうな、と想像した。
トミもすごいパワーでドラムを演奏しているし、宮本さんもすごくエネルギッシュに歌っていた。もともとすごかった歌の力、さらにパワーアップしてる!と思う。ギフトという言葉も思った。本当にすごい才能、そして努力。。。
エレカシと同時代に生まれて、エレカシの音楽が聴けて、本当に幸せだ。

「友達がいるのさ」の演奏が始まったときには思わず「おぉ〜」とかなんとか呟いてしまった。
「so many people」では、まわりのお客さん達もピョンピョンとジャンプするようにして踊っていた。大盛り上がり。
「ガストロンジャー」では、途中宮本さんが成ちゃんからベースを奪い、ものすごい重低音を響かせていて、音楽の持つ暴力性を感じた。カオス、破壊、といったことばが浮かぶ・・・。とても40代なかばの人たちがやっているバンドの演奏とは思えなかったよ・・・。エレカシ。。。若返ってるの?なんか、ものすごい進化をし続けるバンドだなぁ。。。

本当に本当にすごい、すばらしいライブでした。
エレカシメンバー、蔦谷さん、ミッキーさん、企画や運営に関わったみなさま方、ありがとうございます!!という気持ちでいっぱいです。