全部「ん」で

ある晩、小学生のうちのちびっこが台所で
「ん〜ん〜」と話しかけてきた(太字に第一アクセント有り)。
抑揚で、何をいっているのかわかった。
「『おかあさん』、だね。」
「うん、あったりー」
その後、「ポケットモンスター」、「たぬき」、「ありがとう」などを全部「ん」で発音して問題を出し合う。短い単語だと答えを絞り込めず、難しい。

台所から居間に移動する。
私:「じゃあ、テレビ番組の名前ね。『んんんん』
息子:「え?さだまさし?」
私:「ううん、『ブラタモリ』」(私の心の声;「さだまさしは番組名じゃないし」)
息子:「そっかぁじゃあ次ね。この部屋にあるもので、『ん〜ん〜』」
私『修行僧』?
息子「ブブ〜〜ッ、正解は、カレンダーでした〜」
そうか、部屋にあるものだしね。
お互い、相手の話をちゃんと聞いていないことが判明。
それにしても、部屋に修行僧が潜んでいたら、イヤだ。