流星

昨日は、突然高熱を出した息子を病院に連れて行ったり、ずっと看病したりしていた。
息子はほとんど眠ってすごしていた。
うわごとをいったり、ときどき起きて「もう、駄目だ...」なんて呟いたりしているので、ちょっと恐ろしいような気分になりつつも、なるべく薬に頼らないで、自分の免疫力で治って欲しいと願いつつ世話し続ける。
刻み葱と味噌をあわせて熱湯でといたものなどを飲ませてみたりもした。息子はほんの少ししか飲めず、夕ご飯を食べても吐いてしまっていたが、
夜、やっと少し熱が下がった。

子供も寝入った9時頃、お腹がいたくなり、寒気もしてきて、
息子のとなりで布団をかぶり、うずくまって休む。
気付くと夜11時。悪寒もしなくなったので、
台所で洗い物をしたり、ほぼ日のサイトで、山田ズーニーさんの文章をよんだりしていたら、内容にすごく考えさせられ、目が冴えてきてしまった。
ほんとは、夜パソコンとかやっちゃ駄目なんだよね。
モニターの光を浴びると、脳が、今は夜なんだと認識できなくなってしまう。

1時半頃、そうだ、これから流星群をみようと思い、ふらっと外へ。
星空をゆっくりみるのは久しぶりだった。
高校、大学時代、天文系のクラブやサークルに入っていたというのに、
最近はめったに夜空を見上げなくなってしまった。
そういえば学生時代は、寝袋に入って仰向けで流星群を観察したものだった。
ベテルギウスって、あんなに赤かったっけ...と思いながら
双子座のあたりを眺める。
月明かりのため、案外空はあかるかったが、
15分程の間に、小さい流星6個位と、大きな流れ星1個をみることができた。星をみながら、なぜか古賀鈴鳴さんの詩を思い出していた。